文化の架け橋としてのスポーツ: イタリア共和国とローマ教皇庁による「未来への文化共創」ウィーク

スポーツイベント: 友愛、希望、心の価値のストーリー スポーツイベント: 友愛、希望、心の価値のストーリー

2025年5月2日大阪 - 2025年大阪万博のテーマウィーク公式プログラム「未来への文化共創」の一環として、イタリアパビリオンとローマ教皇庁パビリオンがVSアカデミーの協力のもと、社会の結束、インスピレーション、そして希望のツールとしてのスポーツの普遍的な価値をテーマとする注目度の高いイベントが、本日開催されました。

一日を通して聴衆は、スポーツがいかに文化的、社会的、個人的な障壁を克服できる世界共通の普遍的言語となり得るか、そしてそれを伝えることを目的としたスピーチ、証言で構成された充実したプログラムに参加することができました。スポーツは、競技としてだけでなく、連帯、犠牲精神、規律や他への尊重といった、個人と地域社会の調和のとれた発展のための基本的な価値観として、深く、参加型の対話の中心で語られました。

このイベントは、ジャーナリストでありスポーツナレーターでもあるフェデリコ・ブッファ氏の案内で行われ、アスリート、またはチームの象徴的なエピソードを通して、いかに団結し、お互いを鼓舞し、モチベーションを高めることができたのかを、それぞれの例を挙げて聴衆に紹介しました。

午前11時のプログラムでは、元サッカー選手で現ヴェローナ市長であるダミアーノ・トンマーシ氏、スポーツを通じたインクルージョンに尽力する活動家キャロル・デ・リサンティ氏、サッカーチームの監督として国際的な経験のあるマッシモ・フィッカデンティ氏、サッカー審判界の重鎮でスポーツディレクターのアルフレード・トレンタランジェ氏によるスピーチが行われました。

午後3時からは、元ラグビーイタリア代表のアンドレア・チチェロ氏、柔道オリンピック王者ピーノ・マッダローニ氏、若い世代のサポートに尽力するスポーツディレクター、チェチリア・ダンジェロ氏、複数回のオリンピックメダリストでありイタリアセーリング界の象徴であるアレッサンドラ・センシーニ氏が登壇しました。

一般にも公開されたこのイベントは、成長と友愛の原動力としてのスポーツの役割りについて考える機会となり、社会的な結束を促進し、共有する未来への確かな希望に辿り着くことができるスポーツの力といものを確認する場となりました。

02 5月 2025