(2025年5月6 バチカン市国) 2025年に日本で開催されている大阪万博の期間、ローマ教皇庁パビリオンのイベントにおいて、プロセッコDOC 保護協会を公式スパークリングワインパートナーに指定する協定が正式に調印されました。契約調印は、福音宣教省・世界宣教部門副長官リーノ・フィジケッラ大司教と、プロセッコDOC保護協会会長ジャンカルロ・グイドリン氏立ち会いのもと行われました。
万博開催期間である2025年4月13日から10月13日まで、プロセッコDOCは、ローマ教皇庁パビリオンの公式イベントの瞬間に寄り添いながら、万博という国際的で特別な場所において、イタリアの卓越性をお祝いするサポートをします。世界中から訪れるパビリオンのゲストは、品質、伝統、そして革新の面でメイド・イン・イタリーを象徴するプロセッコDOCを堪能することができ、そして2025年万博の中心テーマでもある芸術美とイタリアとの深い絆を確認することができます。
「プロセッコDOC保護協会にとって、このような重要なイベントに参加できることは、私共の優れたワインを世界に紹介できるということだけでなく、大きな価値を持つ文化活動を支援するという大変光栄なことなのです。」と、保護協会のジャンカルロ・グイドリン会長はコメントしました。「特にイタリア美術の卓越性と奥深さを証明する傑作、カラヴァッジョの“キリストの埋葬”の日本初公開を実現できたことを誇りに思います。これは、私たちの文化史のひとつの根幹をなす作品を、日本の皆様のみならず、世界の人々と共有できるまたとない絶好の機会です」。
ローマ教皇庁パビリオンのテーマである「美は希望をもたらす」は、質の高いワインと芸術の素晴らしさを通じて希望を与えるのだという志を共有する、プロセッコDOC保護協会の使命と深く共鳴します。フィジケッラ大司教が強調されたように、「美とは人々を結びつけ、愛と行動を育む普遍的なインスピレーションの源」なのです。伝統と革新の精神を持つプロセッコDOCは、芸術と同様、人間の今までの経験までも変えてしまう力を持つ美の代弁者なのです。
グイドリン会長は最後にこう締めくくりました。「日本は信頼できる相手であり、最高の品質が要求される熱心な市場です。プロセッコDOCにとって興味深い成長の可能性を秘めています。このパートナーシップは、アジアにおける我々の存在感を確固たるものにしたいというコミットメントを、さらに強化するものです」。
カラヴァッジョが1602年から1604年にかけて描いた「キリストの埋葬」は、4月13日から10月13日、午前9時から午後7時まで展示され、そしてそのイタリアの芸術は2025年の万博において、名誉あるひとつの地位を得ることでしょう。
このような傑作が特別に展示されることは、このイベントの重要性、そしてプロセッコDOC保護協会とローマ教皇庁が共に推進する文化、芸術、伝統の提携関係を証明するものであり、美と希望、そして世界の文化間の繋がりというメッセージを広める一助となるでしょう。